新型の水虫トリコフィトン・トンズランス菌

水虫はなかなか治らないというイメージがありますが、根気よく、また、正しい治療を行うと必ず改善されます。がんばって水虫の治療を行いましょう!

水虫と聞けば、普通は足が最初に思い浮かびます。水虫は足だけではなく、色々な部分に感染する可能性があります。爪が水虫菌に侵される爪水虫などは割とよく耳にするのではないでしょうか。ほかにも股間の股部白癬(俗称がいんきんたむしといわれるもの)や手が感染する手白癬などもあります。

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とはいっても、水虫が感染する可能性が高いのはやはり足です。しかし、新型の水虫であるトンズランス菌は上半身、頭部・顔・首を中心に発症する水虫菌です。

この聞きなれない名前のトリコフィトン・トンズランス菌は、1960年代に中南米からアメリカへ広がり、90年代にはヨーロッパやアジアへと広がりました。新型の水虫とはいえ、以前より日本でも感染が確認されていた水虫菌で、2000年頃から確認されるようになっています。

このトリコフィトン・トンズランス菌に感染しても自覚症状があまりありません。自覚症状があまりないために気付かずに症状を悪化させる可能性があるという点に注意しておく必要があります。

もうひとつの注意点として、トンズランス菌は非常に感染力が強いので、もしトンズランス菌に感染してしまったら、家族などにうつしてしまう可能性が非常に高いことが挙げられます。

初期の症状は虫さされ程度の赤い色の発疹から始まりますが、かゆみがあまりないのが特徴です。感染力も強い上に感染してしまったあとは各部への感染が非常に速く、頭部に及べば毛が抜けてしまい円形脱毛などの脱毛の症状に苦しむ可能性があります。

感染を予防するためには、とにかく清潔を保つことが重要です。家の掃除はもちろんのこと、体や頭も毎日きちんと洗うこと、衣類やタオルは必ず清潔なものを使うことなどが挙げられます。感染者がいる場合には特にタオルなどの共用は厳禁です。

トリコフィトン・トンズランス菌による感染もほかの水虫と同様、早めの治療がはやく治す秘訣です。大したことがないと放置しておけば、ほかの水虫と同様に治りづらくなってしまいます。発疹やフケがでやすくなったなどの症状があれば、なるべく早く皮膚科を受診するようにしましょう。

水虫は症状が治まったとしても、そのあと薬を一ヶ月ほど続けないと完治しないケースが多くあります。水虫に打ち勝つためには、⇒⇒なるべく多めに薬を用意しましょう!


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